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ファイル交換ソフトについて

ファイル交換ソフトとは、ネットワークタイプからP2P(Peer to Peer)ソフトとも呼ばれ、インターネットに接続した 不特定多数のファイル交換ソフトユーザ間でデータファイルを共有することができるアプリケーションソフトです。

ファイル交換ソフト ファイル交換ソフトは、1999年1月に発表された音楽データを交換するNapster(ナプスター)をはじめ、Gnutella(グヌーテラ)、 Morpheus(モーフィアス)、KaZaA(カザー)、Grokster(グロクスター)、日本語化パッチが配布されたために日本で最も 人気が高いと言われたWinMX(ウィンエムエックス)、そして2002年5月、日本で産まれたWinny(ウィニー)、2004年1月にShare(シェア/シャレ)が公開されました。

ファイル交換ソフト自体の問題
ファイル交換ソフトは、特定のサーバに負担をかけることなく、ファイル交換ソフトユーザの ネットワーク上の情報を共有 できる革新的な技術で、例えば、離れた場所にいる仲間同士、支社間などでファイル共有できる などのメリットがありますが、実際は、匿名性の高さから音楽、映画、画像など様々な著作物を無 料で交換するために使われています。それが故に爆発的に普及したと言えるファイル交換ソフトですが、 著作権侵害や容量の大きなデータが行き交うことで、ネットワークの混雑という深刻な問題が起きています。 また、ユーザの誤操作で、公開したくない、または非公開にすべき情報を公開してしまうなどの人為的ミスによる情報流出も問題です。

ファイル交換ソフトを狙ったウイルスや詐欺の問題
2003年4月、KaZaAを介して感染するトロイの木馬型ウイルス「AGOBOT.E」が出現。感 染するとIRCサーバ(インターネット リレー チャット サーバ)に接 続し、他のユーザに対してDOS攻撃を行なう危険性のあるウイルスでした。 2003年5月、メールやKaZaA経由で感染を拡げるトロイの木馬型ウイルス「FIZZER」が出 現。自分自身のコピーをメールに添付し、任意の宛先に送信して頒布する ほか、KaZaAのファイル交換を利用して感染を拡げました。

ファイル交換ソフトウイルス感染 2003年8月頃からWinnyを悪用した「Antinny」ウイルスとその亜種といった変種が80種類近くも出現。 2004年4月には Winnyユーザの個人情報をコンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)に送 信する大変ユニークなウイルス「Antinny.K」が出現。Winnyを使って著作権違反をする者が逆にウイルスによっ て身元がばれてしまいました。また、ファイル交換ソフトを使用して盗んだ個人情報を無断で公開する者が 現れたり、2004年に入って、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の名前を かたり、Winnyの使用者に、音楽の著作権料をだまし取ろうとする架空請求が メールで送られてくるという詐欺事件も起こっています。

2006年3月には新種ウイルス「Exponny」、2006年4月にはWinnyだけでなく Shareでも感染する「Antinny」ウイルスの亜種が発見され、感染するとPC内のほとんどのファイルをWinnyネットワークに公開してしまいます。 これらウイルスの感染で、組織からの個人情報や機密情報などの漏えいの事件が多発しています。これらの暴露型ウイルスに感染し、 一度インターネット上に情報が漏えいしてしまうと、その情報 を回収することは技術的に難しいため、重大なトラブルに発展することになります。

ファイル交換ソフトによる情報流出を防ぐには
1.ワクチンソフトを正しく使う
ウイルスに感染しないように、ワクチンソフトを正しく利用しましょう。 ワクチンソフトは常に最新のデータベースに更新し、PCや受信メールを常に 監視する設定にしておくことも大切です。

2.ファイル交換ソフトの使用は控える
ファイル交換ソフトを使用しなければこの問題は起きません。しかし、あなたがWinnyなどのファイル交換ソフトを使って いなくても、PCを共有する同僚、友人、家族が使用しているかもしれま せん。ファイル交換ソフトがそのPCにインストールされていないかどうか、検索ツールで調べ ることができます。
Winny専用検索ツール(無料): ScanIF Winny対応版
スパイウェア、ウイルス、ファイル交換ソフト総合対策製品: AntiMalware

3.OSやアプリケーションのセキュリティ設定をする
OSのアップデートは自動更新に設定しておきましょう。また、ブラウザのセキュリティ設定 が低ければ、Webからウイルスやスパイウェアの侵入を許すことになりますので 設定はデフォルト(初期設定)よりも高い設定を心がけましょう。また、メール ソフトによるHTMLメールやプレビュー設定は、ウイルスやスパイウェア感染の 原因になりますので、使用しない設定にしましょう。

4.「ウイルス対策」+「スパイウェア対策」で防御する
ファイル交換ソフトによる情報流出はAntinny以外のウイルスでも、また、スパイウェアによっても起こり ます。ウイルス対策に加えてスパイウェア対策も実施しましょう。



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